自分で民泊許可申請!
ゼロから分かる旅館業許可申請マニュアル

1.はじめに


このサイトでは、民泊の営業許可申請(旅館業許可申請)を自分でチャレンジしたいという方のために、民泊専門の行政書士が、許可の要件や申請の流れ、注意点など解説していきます。



民泊の営業許可は、旅館業法や消防法、建築基準法などが絡むため難解な部分がある上、許可申請の具体的な方法を書いた手引などがほとんど出回っていないため、申請方法が非常に分かりにくくなっています。

ハードルは高いですが、自分で申請できれば、コストを抑えることが出来ますし(そのぶん内装を豪華にできます!)、何より民泊事業者として、法令に詳しくなれば、自信をもって運営できます。

図面作成などどうしても自分で出来ない部分が出て来るかもしれませんが、そういった部分だけ専門の行政書士に依頼するのも手です。(当事務所でも図面作成のみの対応も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。)

(注意事項)
※旅館業許可は自治体により許可基準や必要書類が異なります。当サイトは東京都での一般的な物件での申請を想定しておりますが、イレギュラーケースもありますので、必ず民泊施設の所在地を管轄する各行政機関にご確認下さい。
※当サイトの内容に関するお問い合わせは一切受け付けておりませんのでご了承下さい。



CHECK

本人申請?代理申請?


営業許可申請は様々な行政機関と綿密に打ち合わせ・調整をしたり、法令に則った申請書面を作成する作業です。それぞれ置かれた状況や能力が異なりますから、本人申請または代理申請どちらがいいかは一概には言えません。自分がどちらを選ぶべきか迷ったら以下を参考にしてみて下さい。

✔本人申請(自分で申請)が向いている方

・平日昼間に時間の融通がきく(保健所・消防署などとのやり取りは平日昼間になるため)
・小規模の施設で大きな収益が望めないので、費用をできるだけ抑えたい
・ある程度の法律知識がある(もしくは勉強するのが好き)
・表計算やCADソフトが使える

✔代理申請(行政書士に依頼)が向いている方

・別に仕事を持っているので平日昼間は自由に動けない
・ある程度大きな施設なので予算に余裕がある
・法律知識がない、勉強をする時間がない
・コンピュータが苦手で書面や図面作成に自信がない