京都市が、7月13日にスタートした「民泊通報・相談窓口」に寄せられたの通報の件数を公表しました。
資料によると7月末までの約2週間で260件もの通報・相談が寄せられたそうです。
主な内容は、案の定といいますか、騒音やたばこのポイ捨てなどの苦情、許可の有無の調査依頼などが多いようです。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000203794.html
京都市への苦情(騒音・ゴミ出しなど)は、2015年度の1年間で約500件でしたが、
2016年度は4~5月だけで441件、7月は2週間で260件とウナギ登り。
民泊仲介サイトに登録されている市内の施設の9割以上が無許可の違法営業だそうで、
まさに「民泊無法地帯」の様相を呈しています。
意見の中で気になったのは、
「イコールフッティングの観点 から旅館業法の許可を得た者が損をしている。」というもの。
まさにその通りで、厳しい要件をクリアして許可を取っている正規業者さんにとっては納得がいかないでしょう。
「正直者が馬鹿を見る」というという歪んだ仕組みである限り、民泊業界の未来は明るくありません。