被災地にボランティアを派遣するための「ボランティアバス」。
観光庁は、費用を徴収すると無許可営業(旅行業違反)にあたるいう通知を出していましたが、
一転、容認の方向に調整に入ったそうです。
通知を受けて、活動を取りやめるNPOが出てきたそうで、これはまずいと方針変更したのでしょうか。
参加者がNPOではなくバス会社に直接費用を支払うなどのルールを決めることで、
「形式的」に旅行業違反を回避するようです。
ただ、バス会社に多めに見積を出させて、NPOがバックをもらえば、
「実質的」にいくらでも違法営業が出来てしまうので、
あまり意味がないように思いますが、苦肉の策といったところでしょうか。
ボランティアは大いに推奨すべきですが、違法営業の隠れ蓑になっている現実もあります。
真面目にやっている旅行業者が馬鹿を見ないように、しっかりとルール作りをしてもらいたいものです。