道路運送車両法に基づく道路運送車両の保安基準の改正の改正により、
バックミラーやサイドミラーの代わりにカメラモニターをつけた「ミラーレス車」の製造が
6月18日から解禁なったことが話題になりました
補助的に車載カメラを搭載する車自体は昔からありましたが、
物理的な「鏡」がついていないミラーレス車が認められるようになったのは画期的なことです。
運転する人はよく知っていると思いますが、従来のルームミラーやサイドミラーには「死角」があります。
慣れれば目視などで確認できますが、死角を忘れて擦ってしまったという人も多いと思います。
ミラーレス車であれば、車の周囲をモニターにバッチリ写してくれるので、
車庫入れなどがかなり楽になるそうです。雨が降ると水滴で見難くなることもありません。
反面、従来の鏡とは感覚がかなり変わるでしょうから、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
新しい料理を覚えるなら慣れるまで何回失敗しても大して問題ありませんが
(せいぜい数百円の材料費の損失)、運転の場合、「失敗」が許されません。
また、故障の問題もあります。所詮は機械ですから故障は0%ではありません。
万が一動かなくなったら運転不可能になるというのは、リスクが高い気もします。
私も日常的に運転をしますが、最近の車のバックモニターは画面に線が出たりして大変便利です。
モニター自体は個人的にはとても素晴らしいと思いますが、
例えば鏡タイプも一応取り付けられるようになっていてトランクに入れておけるようになっていないと、
とても怖くて乗れない気がします。