道交法が改正され、3月12日から新たに「準中型免許」が創設されます。
ネット通販の急増によるドライバー不足が社会問題になっていますが、
その要因の一つが、平成19年改正で創設された「中型免許」であると言われています。
それまでは普通免許で4トントラックを運転可能でしたが、
この改正で「中型免許」が必要になりました。
「中型免許」は20歳以上しか取得できないため、
高卒者がすぐにトラックドライバーになることが事実上困難になってしまったわけです。
今回の改正で創設された「準中型免許」は18歳以上で取得ができ、
3.5トン以上7.5トン未満の小型トラックの運転が可能になるため、
高校卒業後すぐにトラックドライバーとして働けるということで大変注目されています。
ちなみに2トントラックも「準中型免許」が必要です。
前述の「3.5トン以上7.5トン未満」は車両総重量のことで、
2トントラックの「2トン」は最大積載量(2.0~2.9トン)のこと。
2トントラックは車両総重量は「5トン未満」なので「準中型免許」になるというわけです。