民泊のデータ分析会社によると、Airbnbに登録されている福岡市内の1357物件のうち、
95%にあたる約1300件が旅館業法の営業許可を取っていない「違法営業」であることが分かりました。
まさに「やったもの勝ち」の無法地帯といっていい数値ですが、
以前京都で行われた調査でも約95%が無許可だったことから、他の都市でも似たようなものなのでしょう。
旅館業の許可は、衛生面や消防などの設備が十分であることをチェックすることが目的です。
騒音や見知らぬ外国人の徘徊など近隣住民とのトラブルだけでなく、
火災などがあった時に大事故に繋がる恐れがあり大変危険です。
例えば、食べログ掲載の飲食店の95%が無許可だったらと想像すると、どれだけ異常な事態かということが分かります。
これほど違法営業が跋扈するまで放置していた行政の怠慢も指摘されるべきでしょう。
すでに手に負えないレベルに達している可能性もありますが、国を挙げてしっかり取り締まって欲しいものです。