奈良県の大台ケ原山で、ドローンを飛行禁止空域(150m以上)で無許可飛行させたとして
法改正後初めて書類送検されたそうです。
平成27年12月に航空法が改正され、
ドローンなどの無人航空機を飛行禁止空域(150m以上や空港周辺、人口集中地区など)
で飛行させるためには許可が必要になりました。
違反をすれば50万円以下の罰金と「比較的」軽いのですし、
誰もいない山の中なのでついつい制限を超えてしまったのでしょうが、
立派な犯罪ですから立件・送検され、場合よっては裁判になり、
今回のようにニュースになって全国に知れ渡ります。
山の中の飛行なのにどうやって発覚したのかは不明ですが、
おおかた動画を撮影して動画投稿サイトにアップロードでもしたのではないでしょうか。
ドローンは高性能なので飛行ログが取れるそうですから、「犯罪の証拠」もバッチリ残ってしまいます。
落下や衝突など人に危害を及ぼすおそれが高いですから、
くれぐれも法を遵守し安全に飛行を楽しんでもらいたいものです。
ちなみに高さ制限超えでの検挙が「全国初」ですが、
人口集中地区での違法飛行での検挙例はすでにあります。