「受動喫煙」への対策強化のための健康増進法改正案が通常国会に提出されるそうです。
これまでの受動喫煙対策は、学校・病院・飲食店などに防止策を講ずる「努力義務」を課しているだけで、
義務を怠っても罰則はありませんでした。
神奈川県・兵庫県のように条例で「禁煙・分煙」を義務付けている県もありますが、
法改正されれば、全国で受動喫煙対策が義務付けされます。
改正案の概要は次の通り。
病院・小中学校:敷地内は全面喫煙
官公庁・大学:屋内のみ全面喫煙
飲食店・駅構内:原則屋内禁煙(喫煙室の設置は可)
非喫煙者にとって、飲食店での食事中に横でタバコを吸われるとテンションが下がります。
個人的に歓迎したい改正ですが、分煙にする場合は新たに設備費用がかかるため、
小さな飲食店などでは大きな負担になります。
国の助成金などもあるようなので利用してみてはいかがでしょうか。