(10)必要費用の目安
2016年6月24日
(8)一般・特定とは
2016年6月24日
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(9)一式工事とは

Q.元請になって工事を総合管理したい場合、許可は必要?

 

(4)で解説しました通り、許可が必要な工事は28種類(H28.1現在)ありますが、その中の2つは「一式工事」と呼ばれています。

一式工事とは、規模が大きかったり内容が複雑なために総合的なマネージメント(企画・指導・調整など)を要する場合に、

2つ以上の工事を組み合わせる工事のことです。

 

要するに、元請けとして一括して請け負って、個々の工事を下請けに出すケースをイメージしていただければ結構です。

 

実際には建築確認が必要な工事を請け負う場合に取得する許可になります(東京の場合)。

ですので、たとえ規模が大きくても建築確認が不要であれば、この許可は必要ありません。

 

ちなみに、一式工事の許可を取れば、どんな種類の工事もできるという意味ではありませんのでご注意下さい。

あくまでも建築確認が必要な工事を請け負って総合的なマネージメントをしながら下請けに発注する許可に過ぎません。

個々の専門工事が500万円以上になる場合は、別途その工事の許可が必要になります。

 

一式工事には、土木一式工事と建築一式工事がありますが、今回はこの2つについて解説したいと思います。

 

■土木一式工事

元請として総合的なマネージメントのもとに土木工作を建設する工事(補修・改造・解体含む)を指します。

単独の専門工事では施工できない道路の新設・改修、宅地造成、地下鉄、トンネル、ダム、水路など、

規模の大きな工事が該当します。

一般住宅の宅地造成などは、とび・土工・コンクリート工事に該当しますので、土木一式工事とはなりません。

 

■建築一式工事

住宅、マンション、店舗などを新築・増改築・改修・改造(防音など)をするにあたり、

大工・内装・塗装・管・電気などの専門工事業者を取りまとめて、施主の方と一括契約する場合に、

建築一式工事の許可が必要となります。

リフォーム工事は内装仕上工事に該当しますので、建築一式工事とはなりません。