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改正道交法 75歳以上の高速逆走の6割が認知衰え

警察庁の調査によると、75歳以上のドライバーによる高速逆走は、2015年に122件あり、

そのうち63.1%が認知症や認知機能低下の疑いがあると判定されたそうです。

 

残りの37%は認知症でもないのに何故逆走したのか気になりますが(飲酒?薬物?)、

認知症が交通事故に及ぼす影響が大きいことを示す1つのデータであることは事実です。

 

来年2017年3月には、改正道路交通法が施行されます。

現行法では、免許更新時の認知機能検査で認知症の恐れありと判定された者が「交通違反を犯した場合」、

医師による診断を受け、そこで「認知症のおそれあり」と判定されると、免許取消となります。

 

改正法では、認知機能検査で引っかかれば、交通違反の有無に関係なく、医師の診断が必要になり、

そこで認知症と判定されれば免許取消となります。

 

最近は、毎日のように高齢ドライバーによる痛ましい事故のニュースを目にします。

交通違反もしていないのに医師の診断だけで免許が取り上げられてしまうことには賛否両論あるようですが、

他人の生命・身体への危険性を考えると、やむを得ない気もします。

 

地方の過疎地では、生活のための移動手段として自家用車が必須の場合があります。

いきなり免許を取り上げられたら死活問題です。代替交通手段もセットで考える必要がありそうです。

 

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